複雑な軌跡

【参考】飲食店の常連さん(2)|会社設立LEO

複雑な生い立ち

彼は元々日本人夫婦の元海外で生まれて、その後母親と共に日本に帰国したそうです。
そのため名前も日本名と外国ネームがあるそうです。
何故、母と一緒に日本に帰国したのかは不明だそうですが、そのご母に捨てられて天涯孤独になったそうです。
まだ幼かった彼は児童養護施設で育ち「いつか両親を見返してやる」という気持ちで生きてきたそうです。
児童養護施設には色んな子どもが入所していて様々な親の都合で入所しているのですが、お正月やお盆など、年に数回は親が迎えに来て数日間外泊したり帰省したり、親が会いに来る子もいたそうですが、彼にはそんな希望すらなかった。
親は自分を捨てた。二度と会いにも来ない。自分はこの世でたった一人で生きていかないといけない。子ども心にそう思っていたそうです。

 

そしてがむしゃらに勉強して、がむしゃらに働いてきた。
正直な所、どんなに頭が良くても親のいない僕をとってくれる一流企業はなかった。
だから自分で会社を設立したんだ。と言います。
何からやればいいのかも分からなかったけど、とにかく会社設立をしてから先は今までがむしゃらにバイトして貯めて来たお金でやれる事をやった。
この世界で生きていくために、稼いでいかなきゃならない。
そのためにがむしゃらにやれる事はすべてやってきた。
その成果が出始めて従業員を雇った時、俺は生まれて初めて「家族」が出来た気がしたんだ。従業員は俺に忠実に働いてくれる。だから俺もそれに見合う給料を払いたいと思い益々頑張る。そして仕事の中で俺と言う人間を慕ってくれて気遣ってくれる従業員は仲間であり家族であると思うようになった。

 

だから、今も従業員は自分の家族だと思って会社を経営しているし、また従業員たちが結婚して家庭をもって…その家族ごとひっくるめて俺は責任を背負っていると思うから、彼らが路頭に迷わなくていいように自分がしっかり会社を大きく成長させていき、もっと金銭面では楽させてやりたいと思うんだと言うのです。

 

結構いい奴じゃん。とか話を聞きながら少し感動したりしました。

 

飲食店の常連さん(3) へ


ホーム RSS購読