居酒屋の店長が

【参考】居酒屋で働いていた時に|会社設立LEO

自分の店にこだわる理由

昔、私が働いていた居酒屋さんの話をします。
そのお店は小さな個人経営のお店で、従業員は店主(キッチン)と私(ホールスタッフ)だけでした。

 

それまで私はアルコール類を飲んだことがなかったし、私の親はお酒もタバコもしない人だったので、お酒の名前も、タバコの銘柄も全く知りませんでした。
私は高校卒業したばっかりで、そういう店(居酒屋)すら入ったことなかったのですが、だからこそあえて、そういう環境で働くことにしました。

 

自分の知らなかった世界。お客さんの頼むドリンクも初めて聞く名前ばっかりで、とまどうばかりでした。サービスでタバコを買いに出ても、初めて聞く銘柄ばかりで覚えるのが大変でした。接客業も初めてで、声が小さいと何度も怒られました。

 

本当に慣れるのに大変でした。店主も忍耐強く私の成長を待ってくれました。
仕事ではいつも怒られてばかりでしたが、店主は散々怒ったあと、いつも必ず励ましてくれました。
「いつかできればいいから。遅かれ早かれ、最終的にできるようになれば問題ない。人それぞれそこまでかかる時間は違うけど、時間は関係ない。最後に同じ場所に立つことが大事だ。」

 

この言葉を、今でも忘れられません。今でも私を支えてくれています。

 

店主は、自分の店を出すことにこだわって、それまでにもいくつか店を開いていました。不況になるとお店に経営も傾くので、お店を存続させるために店主はほかにアルバイトをしながらお店を切り盛りしていました。

 

そこまでしてどうして・・・。私には理解できない働き方だったので、店主に聞きました。すると店主は、「俺は人に指示されるのが嫌いだ」と答えてくれました。人に指示されるのが嫌いだから、自分の店であれば自分の好きなようにできる。誰にも指図も受けなくていいし、誰も自分に指図できない。店主だから。それが楽だ。・・・その理由だけらしいです。

 

ちょっと変わった店主ですが、その居酒屋のほかにもいくつか会社設立してきたすごい人です。

 

私はそこではもう働いていませんが、今でもその店主のことを尊敬しています。

 

目次へ


ホーム RSS購読