【参考】いつまでも音楽とともに(3) | 会社設立LEO

経営から退く決意

やっぱりこの人には音楽と触れ合う環境が必要なんだと思いました。
バンドは地域内では噂になる程上手くて重宝されました。

 

しかし、仕事との掛け持ちで旦那は参加できたり出来なかったりメンバーとのタイミングが合わない時もありました。
会社でも期待されて海外出張を任されるようになり長期での出張も多くなりました。
すると交代でローテーションを組んでいたお店の担当も出来なくなりますし、心配していました。
旦那は、共同経営を始める時に自分の環境や状況はみんなに理解してもらった上ではじめた経緯があるし、こう言う事は初めから予期できていたから周りには話をしてきたから大丈夫。自分の優先順位は仕事と家族の下に音楽があるんだから。
俺は結婚するときに「アマチュア」でいる事を決めたから、音楽に対して大きな事は望んでいないから大丈夫。
って言ってくれました。
安心した反面、ちょっと寂しい気持ちにもなりました。

 

旦那は自分が出来る範囲での経営補助とバンドへの参加を続けました。
子どももいるし、家族もあるしで大変なのはみんな分かっていましたが、幸せを手に入れた上に固定収入もありギターテクニックも誰よりもあり全てを手に入れる旦那の事をねたむ人たちも出てきました。
「都合の良い時だけ参加して、ずるい」と言う事でした。

 

だんだんと4人の友情に亀裂がはしり、バーの経営も上手くいかなくなっていました。
そんな時にいつも資金援助をしていたのは旦那でした。
なかなか手伝えない上に仕事をしているから…
足りないお金を自分のお小遣いの中から出来る範囲で援助していたのです。
このままこんな事続けていても先が見えていると思った旦那はあるときに経営から手を引くことを告げました。
そして仲間とも決別。
共同経営の難しさと言うものを学んだと言います。

 

それからはまた家で一人ギターと向き合う日々が続くようになりました。

 

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