【参考】スポーツショップの独立経営をしたい兄(1) | 会社設立LEO

兄が仕事をやめる?

いきなり実家の母から困った声で連絡がありました。

 

「お兄ちゃんがね、会社をやめるって言うのよ。
 よくわからないけど仕事やめて、なんか会社を作るっていうの!」

 

母親から見ればせっかく入社した会社に勤めて3年あまり、なぜいきなり仕事をやめるのかわからず、もともと長男に対しては強く物を言わない母なので、要するに、妹の私に「いろいろとお兄ちゃんに聞いてみてちょうだいよ」ということでした。

 

兄とは5つ離れていますし、私のほうは結婚していますが夫と兄との関係もわりとよくて、住んでいる場所もそう遠くはないので、これまでもちょくちょく夕飯に呼んだりしています。
早速、夫に相談すると、夫は

 

「へぇ」

 

という顔をして、それから

 

「会社設立っていったい何をやるんだろう。
お金とかかかるだろうし、大変なんじゃない」

 

みたいに首をかしげています。ともあれ、母の話だけでは要領を得ず、さっそく兄に連絡してみると、兄は「おふくろが何か言ったんだろ、でもちょうどいい、お前にも頼みたいことがあったんだ」と言うので、その週末に家で飲もうかという約束になったのでした。

 

そのときは、私はさして深く考えてはおらず、ただ母を安心させてやりたい、というのと、なんにしろ兄がやろうとしていることならば応援しようかな、ぐらいの気持ちでいました。

 

私は短大を出てからは地元の零細企業の事務(というよりは電話番?)を数年しただけですし、夫も普通のサラリーマンです。うちの家族も父はもう数年前に亡くなっているのですが、ごくごく一般的な会社の営業マンでしたし、私には「起業家」とか「会社設立」とか、「会社経営」なんていう言葉は聞き慣れないものでした。

 

まさか自分が、たとえどんな小さなものであろうと、社長ひとりしかいない会社であろうと(笑)、その会社の設立じたいにかかわろうとは、思ってもいなかったのです。

 

 

 

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