彼の支えになりたい

【参考】廃品回収業の彼(2) | 会社設立LEO

廃品回収

会社設立って、どんな会社を設立するのかと聞きました。
すると彼は「廃品回収」の会社!と明るく答えるのです。
「廃品回収!?」
思い浮かんだのは、自宅の近所にたまに鳴り響く廃品回収の歌でした。
軽トラックでおじさんがゆっくり廃品を回収しているイメージで、正直な所何をしているのか私は分かっていませんでした。
それにイメージも「会社設立」して社長になるイメージとはほど遠いイメージでした。

 

そんな世間知らずの私に、彼は紙の値段の事や鉄の値段の事、最近ではペットボトルやダンボール会社やオフィスで出るコピー用紙の廃棄用紙などがお金になることを教えてくれました。
経済ってそういう風にして成り立っているんだと思いました。
それに「廃品回収」って「リサイクル」なんだと言う事が分かりました。
ある人にとってはゴミでも、ある人にとってはお金なんですね。

 

その知識があるからこそ俺はやれると思うんだと言っていました。
そして彼はすぐにトラックを購入して事業を始めました。
その行動力や営業力も確かなものでした。
断られても断られても、気に入られるまで足を運んで営業する。
彼の熱意に根負けして契約してくれる業者もあり、仕事として成り立って行きました。
紙の価格は経済の流れに合わせて変動が激しいので、不安定ではありますが、自分のペースで仕事が出来る事や仕事を早く終わらせれば残りの時間は自分のために使える事など自営業ならではの利点も大きく、見ていて活き活きしていました。

 

彼とはお友達になり良く話をきいてあげる仲でしたが、彼の立ち上げた仕事が安定した時に「一目惚れだった」と告白されてお付き合いが始まりました。
始めは変な人だと思いましたが、彼の行動力と真面目な性格には惹かれるものがありました。
これからは彼の会社を私も支えていけたらと思っています。

 

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