働いているカフェのお客さんのお話

【参考】行政書士を目指して(1) | 会社設立LEO

行政書士になると言う夢を抱いて

私が働いているカフェのお客さんに行政書士を目指しているお客さんがいます。
現在40歳で、車の工場で働いている傍ら行政書士の勉強に励んでいるそうで、これまでも幾度も試験を受けて来たけれどなかなか合格しないと嘆いています。
独身だし、一人の男としてこのまま自動車工場で働いて小さな人生で終わりたくないと言う気持ちがあるらしく、行政書士として自分の会社設立をして一人立ちしたいんだと頑張っています。
そして行政書士の免許と同時に宅建の免許の取得を目指して励んでおられます。

 

でも毎日のように仕事終わりに私が努めるカフェに来ておそくまでコーヒー一杯で語りつくします。
きっと一人暮らしの家で勉強と仕事だけの毎日は寂しいんだろうなと思って私も話を聞いていますが、もうすぐ試験だと言う話を聞くと私も不安になります。
早く帰って勉強しなくていいのかと心配になるのです。

 

年に何度かは試験勉強のためにあまり来なくなる時期がありますが、その他は毎日のように通ってくれる常連さんです。
でも、未だ夢は叶っていません。
「試験、どうでしたか?」と聞いても「落ちちゃった」という答えしか聞いた事がないからです。
それでもいつか自分の会社を持ち行政書士として立派な先生になると言う夢だけは諦めていません。

 

そんな中おお客さんのお父さんが癌になり、介護が必要となりました。
もっと僕がしっかりしていれば…と嘆いていましたが、それから数ヶ月父親の介護のためにお店には姿を見せませんでした。
そして数ヵ月後、お父さんは亡くなりその報告と共に久しぶりにお店に来てくれました。

 

独身の息子の事を最後まで心配して亡くなったと言われていました。
それでやっと現実と向き合えたと言います。
本気で自分の夢に向かって頑張ろうと気持ちを入れなおしたのです。

 

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