二人が会社設立できるために、ひっそり支える父

【参考】結婚直前に独立!?(3) | 会社設立LEO

父も認めた会社設立の夢

婚約をして、結婚を前提にするということを彼が父にお願いしに来たとき、やはり、父は、「仕事をやめて独立するって話はどうなった?」と彼に聞きました。

 

「独立するという考えは捨てていません。
というより、これから彼女と一緒に勉強して、準備して、いつかはふたりで会社をやりたいです」

 

そう答えました。

 

あー……と、思ったんですよね。
とりあえず、父親には「いや、仕事はやめません。がんばります」ぐらいのことを言っておけばいいのに、って。実際、そのときには、もう、今すぐ仕事をやめて、みたいな話は立ち消えていて、彼ももっと働いて、まず独立資金を貯めなくちゃならないって言ってましたから。

 

父親は、はじめ苦い顔で聞いていましたけど、最終的には、許してくれました。
それから私に向かって、

 

「お前が経理を担当したり、会社を経営する庶務みたいなことは、みんな引き受けることができるようにならなくちゃならないんだからな」

 

と言いました。
あんまり詳しくは知らなかったんですが、実は父親の実家は、田舎ですが、小さな製造会社を経営していたらしいのです。

 

家族経営みたいな、小さな会社は、社長である夫が仕事に専念できるように、奥さんがありとあらゆる雑用をこなさなくてはならない、ということを、聞かされました。

 

私もいろいろと調べてみて、やっぱり、今のままではどうしようもないと思っています。
私自身もたとえば経理の基礎となる簿記とか、習おうと思っています。それに、彼とふたりで現実的に何年後に、どういう風に会社設立していけばベストなのか、と、計画もたてはじめました。

 

結婚式も控えていますが、ふたりで会社を設立するっていう具体的な夢を共有できるようになって、逆によかったなと思っています。
ちょっとイキオイで結婚しようか的なとこもあったんですが(笑)

 

それに最近は父親もすごく協力的で、自分は堅実なサラリーマンだったんですが、母が言うには、本屋で「会社設立のコツ」とか、「こうすればできる法人設立」みたいな本をしこたま買ってきては、こっそり読んでいるみたいです。

 

もしかしたら、息子のいない父としては、ある意味、厳しくしながら、娘の夫となるべく、新しい家族に期待しているのかもしれません。

 

そう母親に言われて、けっこう、嬉しかった私です。

 

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