両親にお金を返すために

【参考】出戻りママの会社設立奮闘記(2) | 会社設立LEO

両親にすすめられて

まぁ、最初は父親もちょっと酔ったイキオイみたいので、思いつきで話したんだとは思うんですよね。
でも、私も、なんとなく少しでも経験になればって、ちょっと通勤が遠くて大変だとは思ったんですけど、両親の協力も得て、ショッピングモールに入ってる子供服のショップ店員として、アルバイトなんですが、働きはじめました。

 

その店も、オーナーが海外で買い付けて売るタイプの店だったんですけど、私から見ると商品構成は「今イチ」って思ったんですが……。
でも、けっこう売れる。
お正月じゃなくても、「お得意様限りの福袋」とか、時々、「2着目は半額」みたいなセールやったり、実際、現場でバイトしてみて、なるほど、こういう売り方をしてお客さんを集めるんだー、とか、ショップカードとか、ポイント貯めると遊園地とかのチケットあげたりとか、いろいろ工夫しているのを見て、すごく勉強になったし、だんだん「私だったら、こうやる」みたいな意欲も出てきました。

 

それで、本当に会社設立しようって決意しました。
一番、ありがたかったのは、父親が退職金を貯めた通帳をだして、「娘と孫のためだから」使ってくれと、そう、言ってくれたときですね……。
両親って、本当、ありがたいなと思いました。

 

年取ってきた両親の、なけなしの貯金を使わせてもらうのに多少は躊躇もあったんですけど、とても私の貯金程度じゃ、会社設立なんて、できません。
私はひとり娘ですし、もう、この際甘えてしまおう、と思って、でも、きちんと父親には借用書を書いて、「いつかきっと返す」って約束しました。

 

 

ちなみに母親はちょっと、心配していたみたいですね。
なんか、小さくても地元の会社の事務みたいのに就職できるのが一番いいのではないかと思っていたようです。だけど、「子どもを抱えて生きていくんだから、まずきちんと稼げるってことが大事だけど、同時に、やりがいとか、そういうものも必要なんじゃないか」と父親が応援してくれたのが大きかったと思います。

 

 

母親も最後には「貯金なくなったって、年金で最低限の暮らしはできるだろうから、このさい、思い切ってやったほうがいい」って背中を押してくれました。
それと、母親はもともと裁縫が得意なんで、子供服の店をやるっていうときも、けっこう心強いものはありました。

 

会社を設立するということの責任の大きさ、それは、この後、だんだんとわかっていったことでした。

 

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